こんにちは。ぷーです。
ぷーはパナソニックホームズで注文住宅を建てることを決定し絶賛打ち合わせ中です。
前回の記事で大まかな間取りは決定し中身の打ち合わせに移ってきています。
間取りについてはこちらからどうぞ。
今回の記事では窓の打ち合わせについて書いていきます。
窓の打ち合わせをするときにぷー家の場合は準防火地域とパナソニックホームズの全館空調「エアロハス」が足かせになりました。
準防火地域
家の計画をするまではこんな言葉すらしりませんでした。
準防火地域とは
防火地域・準防火地域とは都市計画法において「市街地における火災の危険を防除するため定める地域」として指定されるエリアです。火災の危険を防除する(防いで取り除く)ため、多くの場合で駅前や建物の密集地、幹線道路沿いなどが指定されています。建物の密集地などは火事の延焼を防ぐために、幹線道路は火災の際に消防車などの緊急車両の通行を妨げないようにすることが目的です。
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_knowhow/boukachiiki/
ということです。
詳しくはぷーがハウスメーカー選びでお世話になったスーモさんのHPをごらんください。

この準防火地域では延焼の恐れのある部分
具体的には
隣地境界線、道路中心線から1階で3m以下、2階以上では5m以下の 距離にある建築物の部分
に関して外壁の開口部に遮炎性能を有する防火設備もしくは準遮炎性能を有する防火設備を用いる必要があります。
ぷー家の場合ほぼすべての窓がこの規制の対象となります。
準防火地域への対応
窓を準防火地域への対応にするには下記の3つの方法があります。
まだあるかもしれませんがぷーがパナソニックホームズから提示された方法は3つでした。
- 防火シャッターを付ける
- 網入り防火ガラスを使用する
- 耐熱強化ガラスを使用する
1の防火シャッターを付ける場合はサッシ、ガラスともに防火性のものを使用する必要はありませんが、2,3のガラスで対応する場合はサッシも防火性のものを使用する必要があります。
3の耐熱強化ガラスはコストが非常に高くなるので大きな窓で使用するのは非現実的であると言われました。
滑り出し窓
ぷー家では縦長の滑り出し窓が多く使用されています。
この窓を準防火地域仕様にするためには下図のような網入りにしなければなりません。

どう考えても見た目がスッキリしません。
1Fは周りからの視線もあるので網入りガラスを曇りガラスに変更しました。
曇りガラスでは網はそこまで目立たないのでこれでヨシにしました。
掃き出し窓
一階リビングの掃き出し窓はぷーの理想では下図のような全面の窓でした。

しかし準防火地域への対応のために防火シャッターを付けることが必要になり、シャッターの格納部分を考えると天井と窓の間に垂れ壁が必要になりました。
エアロハスの制約
上の時点で少しテンションが下がり目だったのですが
パナソニックホームズの全館空調エアロハスを採用することでさらに制約が増えてしましました。
エアロハスの記事はこちら
エアロハスでは効果的な冷暖房効果を得るためか複数の制約がるようです。
床面積の制約などに関してはぷー家には関係なかったので意識していませんでしたが
西面と南面の窓の開口面積に制限があるようです。
ぷー家はリビングの開口が南南西向きになっており寝室は西側にも滑り出し窓があります。
詳しくはパナソニックホームズのソフトウエアを使用した判定が必要なようです。
150mmの攻防
図面を見るとリビングの掃き出し窓は高さが2215mmとなっていました。ぷー家の天井高は2488mmですので250mm以上の垂れ壁が出ることになります。
防火シャッターに関しては法令上仕方がないのですが可能な限り窓の高さを高くしたいと要望し再計算していただきました。
再計算の結果高さ2365mmまで可能と返ってきたので150mm窓の高さが大きくなりました。
この150mmが開放感にどれだけ寄与するかはわかりませんが大きくなったことにはひとまず満足しています。
まとめ
今回は窓の打ち合わせについて記事にしましたが、準防火地域やエアロハスなど窓に関する制約が多く一部は思い通りにすることができませんでした。
しかしパナソニックホームズの設計さんもできる限り希望に添えるように再計算をし変更してくれましたので満足しています。
次回は畳コーナーについて書いてみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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