こんにちわ。ぷーです。
今回は前回に引き続き一条labへいってきたお話です。
今回は一部の実験には少し私見を交えた批判がありますのでご気分を害される可能性のある方はそっと閉じてください。
もちろんご意見ご批判は大歓迎ですのでご指摘がある方はよろしくお願いします。
床冷房(さらぽか)
床冷房(さらぽか)については一条の展示場に行ってからずっと気になっていました。
職場に一条の施主は複数人いるのですがその方々が建てる時には床冷房はまだなく夏は一条の高気密、高断熱を活かして1階、2階で2台のエアコンを24時間稼働させていると言っていました。
また、ぷーが展示場に行ったのは冬だったことから実際に床冷房は体験できませんでした。
気になっていたのでその方々から意見を聞いてみると

性能にこだわる一条が出してくるんだから絶対いいはず。
採用するべきです!

正直今の冷房スタイルで十分。コストを余計にかける必要はないかも。
と施主の方々からも賛否両論でした。
実際展示場が標準仕様を謳っている一条工務店ですが、この床冷房はオプションでたしかそこそこいい値段がしたと思います。ぷー家のタイミングではキャンペーンで50万円程度だったかと思います。
原理としては床暖房のパイプに冷水を通して部屋を冷やしつつ換気システムにデシカント式の除湿機を採用し除湿を併用することで温度以上に湿度で快適性をコントロールするというものでした。
実際に採用されている部屋に入りましたが確かに快適でした。湿度を上手にコントロールすることで配管や床の結露も問題ないそうです。
まーなかなか施設内での体験だけですので本当に梅雨や真夏にこのシステムだけで快適にく暮らせるのかはまだすこし疑っています。
木材の実験
次は木材の一本橋に乗ってみて強度を体験するという実験を行いました。
最初の木材はただの一枚の木材
次は木材を二枚張り合わせたもの
最後は2×工法で組み合わせたもの
で厚みはすべて同じにしてありました。
もちろん2×工法で組み合わせたものがたわみが少なく強度が上がってるというのを体験してほしいとの趣旨でした。
たしかミサワホームの展示場でこれにプラスして木質パネル接着工法で組んだものがあったよな。木質パネル接着工法が一番たわまなかったような気がします。
地震体験
ここでの地震体験はかごの中に入れられて実際に揺らされるというものでした。
ここではGalという単位をもちいて体験していきますので少しだけGalのお話をしておきます。
Galとは地震の規模を表す単位の一つで加速度をあらわしています。
加速度とは、単位時間当たりの速度の変化率を表す単位で一般的には[m/s^2]であらまします。
1[Gal]=1[cm/s^2]と定義されています。
ここで体験に戻りますが体感的に大きく揺らした時と小さく揺らした時を比べて
「どちらのほうがGalが大きかったでしょうか?」
ときかれます。もちろん大きくゆれた方というと実際には小さくゆれた方が高Galになっていて「Galだけでは地震の大きさはわかりませんねー」といわれます。
これはパナソニックホームズなどの鉄骨メーカーでは1000Gal以上の実験結果を公表していることへの対抗でしょうか?私の調べたところでは一条工務店の実験結果ではGalデータは見当たりませんでした。←知っている方は教えてください。
実際阪神淡路大震災では最大900Gal、東日本大震災が最大2933Gal、関東大震災が300〜400Galであったの対して、新潟県中越沖地震では2000Gal、2008年に発生した岩手・宮城内陸地震では4022Galが計測されています。
これだけ見るとGalと被害や地震の大きさは比例していないように思います。
ただ高Galで実験しているにこしたことはないですし、今回の実験に少し疑問が残ります。
それは先ほど言ったように[Gal]は[cm/s^2]ですので1秒あたり何[cm/s]変化したかという単位です。単位の分母に秒が2乗で効いていますので同じ速度変化でも短時間例えば1秒での変化を1/10秒で起こせばGalは100倍になります。
この変化時間を上手に使えば体感の揺れは小さく高Galの揺れを作り出せるのではないかと愚考しています。ただ全くの専門外ですので間違っていたらご指摘ください。
一条Labは2回で完結する予定でしたがGalを熱く語りすぎてしまいました(笑)
次回で最終回にさせてもらいます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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